対象
ブランド専用の修理キットが出ていないキャリーケースを対象とします。マイナーブランドのキャリケース。rimowaなどのトップブランドは修理キットが出ているのでそれを使って交換するのが無難です。
私のキャスター部分の壊れ方はどうだったか
私の場合はキャスターの外側が剥けてしまって径が小さくなってしまいました。他の3つキャスターとサイズが合わなくなり使いにくくなりますし、道の凹凸の衝撃が強く感じられるようになります。
壊れる前のキャスター
壊れる前はこちら。まだ表面が(細かい傷はありますが)きれいです。
壊れたキャスター
壊れたのはこちら。外殻が完全に剥けてしまってます。こんな風になってるんですね。
修理手順
さて修理手順です。だいたい以下のように進めました。注意点としては資材の準備に意外に時間がかかることです。配送含めて一週間見てください。
- 資材(新しい車軸とキャスター)を準備する
- キャスターの軸を切断する
- 新しいキャスターをつける
資材準備
これが一番大変です。そして一番重要です。期間的に余裕をもってやられることを強くオススメします。繰り返しますが配送に一週間見ておいてください。
今回用意したのはこちら。
- ハンマーキャスター 車輪(ゴム車輪) 425G-R 425G-R50
- 静音シリーズタイヤ用16点セット ワッシャー×8、軸×4、ボルト×4 DIY 修理 交換 ショッピングカート・スーツケース・キャリーボックスなどの車輪補修用
- 金切のこぎり
- 六角スパナ(おそらく軸を買った時についてきますが念のため)
事前に必要なものの寸法を測っておきます。キャスターの寸法については摩耗している分を差し引いて考える必要があります。私の場合は径の実測が42mmだったので50mmを購入しました。つまり8mmは摩耗しているだろうという計算です。軸も寸法測って購入します。もし不安な人は前後1サイズずらしたものも予備で買っておくと安心でしょう。
金切のこぎりは持ってない人は買ってください。1000円程度のもので十分です。
軸の切断
資材がそろったら作業にかかりましょう。だいたい2時間程度で終わります。
まず軸の切断時に金属粉が落ちますので事前に下に新聞紙など敷きます。
キャスターを寄せて軸を確認します。
軸が見えたらそこに鋸の歯を当てて切っていくだけです。
切れました。これを4つとも行います。
新しいキャスターをつける
あとは新しいキャスターを付けるだけです。新しいキャスターと軸を取り付け六角で締めます。
あんまり締めすぎると赤い部分が内側に歪むので気を付けてください。
作業風景はこんな感じ。
作業終了
以上でキャスター交換は終わりです。お疲れ様でした。