概要
- 開催日 2017年11月28日(火)
- 時間
- 場所 パシフィコ横浜
なぜか横浜。それもパシフィコ横浜というアクセス悪いところでの開催でした。横浜駅からみなとみらい駅に。そこから徒歩で10分くらいです。
受付
事前に受講票を印刷が必要です。総合受付で受講票のバーコードを読み取ってもらいVISITORパスとアンケートをもらって入場。
ただ、残念なことに当日の配布パンフレットをもらえず若干迷子状態に。
スタッフさんに聞いたら「受付でパンフレットもらいませんでしたか?」と。受付に戻って「パンフください」と言ったら「CホールかBホールにあるよ」と。何故で受付で配らないのか解りませんでしたが、とりあえずCホールに。そこでスタッフさんに聞いたら「もう全部はけてしまってないです」と。
なんなの、これ。
ということで第一印象が本当に最悪でした。
セッション受付
セッションに入るには受付が必要でした。必要なのはVISITORパス、・・ではなくアンケート用紙。バーコードがあるのでそれを使います。これ結構大きいんです。持ち歩くの面倒だなと思うレベル。
この辺はパスにまとめてもらいたいですね。
参加者・セッション会場
男女比率は目算で5:5か4:6で女性の方が多かった印象です。年齢層は20代よりも30代半ばが多い印象です。
メインセッションはCホールを丸々用いており1000人程度のキャパがあるようでした。ホール丸々使っているので若干寒いし、無駄に広くて落ち着かない会場です。セットはぼちぼちですがGCPNextと比較するとそこまでお金かかってない印象です。
そのほか400人キャパの部屋で行われるセッションや展示ホールの仮設ブースで行われるセッションなどがありました。 部屋で行われるセッションは席のスペースに余裕がありましたが、展示ホールの仮設ブースはかなりきつい並びになっていました。
キーノート
不参加のため記録なし。
各セッション
Adobe XD 101:明日から完全に使いこなす基本操作から応用テクニックまで
今回もXdは注目株なのでこちらを選択。内容はライブコーディングというよりもライブサイト構築です。Xdを用いたワークフローを理解するのには十分な内容でした。やはり利便性が高い。これはスタンダードになるよな。
ただXdってどこまでインタフェース密度の高いサイト作れるのか疑問が残ります。
Adobe XDが変えたライゾマのWebディレクション舞台裏
メインセッション。1000人くらいのキャパ会場で参加者400人くらい埋まっていました。 これも期待していたセッションだったのですが、舞台裏というわりにはあまり触れられていなかったので残念。
Xdを使った案件の事例を話しているのがメインでした。よくよく考えたらWeb制作っていうものはそこまで差が出るものではないのかもしれません。同じツール使ってたらだいたい同じようなワークフローになるので。そこに独自の工夫があれば面白いんだろうな、と思いました。
スピーカーは清水啓太郎さん。多摩美からPanaのプロダクト(車載機器)に。在籍中にライゾマの社長と知り合い、仕事を一緒にやる。のちにパナからライゾマティクスに転職された方です。
プレゼンがXdで作られていたというのはちょっと面白かった。
以下メモ。
ライゾマについて
- 創業して10周年
- 大きく3部門にわかれている(ライゾマティクスリサーチ、ライゾマティクスアーキテクチャ、ライゾマティクスデザイン)
案件:”seven dreamers”
技術はあるがデザイナーがいないケース。toBで素材を卸していたが、toC向けに展開したい。が、デザイナーがおらずブランドがない。
- ゴルフシャフト(Webからデザイン、ブランディングまで)
- nastent(鼻にチューブをいれることでいびきを抑制)
- landroid(コンセプトお披露目して投資を集める)
目的に即したツール選びとしてXdを採用。
- やるべきこと、やりたいことを的確に伝えたい
- クライアントのコミュニケーションの精度をあげたい
- チーム内のコミュニケーションを効率的に
- アウトプットのクオリティあげたい
- 無駄な作業を極力効率化したい
Xd導入によって構成・ワイヤーフレームという早い段階でXdを利用できる。
後工程での手戻りなどは激減した。クライアントともオンラインでXdを通じてコミュニケーションしてみた。
Web制作にもGitが便利 - Dreamweaverで今日からできるバージョン管理
すごい初歩的なことだったので退出。
五感を刺激する料理写真で、売り上げをアップ! 撮影のヒントとコツをつかんでAdobe Stockで販売しよう
ネタ的には面白かったです。内容も具体的で明日使えそうなものばかりでした。非常によかったです。
以下メモ
- 高級感・アーティスティック
- 全体的にコントラストのやや強いシャシン
- 暗部を強めにつけて写真にメリハリをつける
-
濃い色の背景(真っ黒はよくない)
- かわいい・ナチュラル
- 全体的に明るい
-
明暗はあまりつけず柔らかい印象に
- しずるフォトを撮影するためのコツ
- コントラストの無い写真は立体感がない。立体感があれば高級感や力強さがます。質感や素材感も強調される。
- 彩度が強いものや美しい色は見た人の目に止まりやすく、記憶にも残りやすい。
-
ハイライト・質感。撮影時に気にするところ。光の反射を出せるか。ハイライトを入れると目に留まるポイントができる。キラッとした印象になり、立体感も出る。
- 撮影時のポイント
- カメラワーク。大きく一歩前に近くで取る。マクロでバン。美味しそうなところにズームアップ。
- 広角は迫力が出る。望遠を使うと空気感がでる。ラーメンなどのガッツリしたものは広角。おしゃれなフレンチは望遠。
- ボケはちょっと出してうきをだす。
- ローアングルでとると空間、空気感がでる。斜俯瞰だと説明的な印象になる。
-
三脚使うと、構図に集中できる。しずるの演出に意識をモテる。
- “注ぎ”などのアクションを入れる
- 箸上げ、スプーン上げ、湯気上げ
- とろーり、たらーり
- 断面のクローズアップ
-
汚し
- 自宅で撮影する場合
- 窓とテーブルを少しずらして半逆光に
- 蛍光灯は消す
- レースなどがあれば使って光を柔らかく。直射日光は避ける。
- 斜め奥から光が手前に来ている感じ(半逆光)
未来のUIを探る〜SF映画モニターグラフィックスの作り方
桑原 竜也 氏 ポリゴン・ピクチュアズ
モニターグラフィックス