1. 予約は2ヶ月前!
予約は2か月前が目安です。参加者が決まらないこともありますが、決まっている人の分だけでも予約しちゃいましょう。特に、5人以上の部屋はすぐ埋まるので早め早めに動くのが安心です。 参加を迷っている人には「追加で予約するから早く決めてね」と伝えます。ギリギリまで待って宿がないよりは、大多数の予約が決まっている方が良いという考え方ですね。
また、経験上1ヶ月前時点に4人の予約をするのは難しいです。それでも予約するとなると代理店n任せざる得なくなり、直前キャンセルで空いた部屋をあてられます。お気をつけて。
2. アーリーチェックイン・レイトチェックアウトを気にしよう
アーリーチェックインとは、通常のチェックインよりも早くチェックインできる仕組みです。早々に荷物を部屋に置かせてもらえるのが魅力。「共同の荷物置き場は不安だ」という方にオススメ。
レイトチェックアウトは通常のチェックアウト時間(9:30あたり)よりも遅くまで部屋にいさせてもらえます。二日目の朝はゆっくりして、昼から滑りたいという時に便利です。アーリーチェックイン・レイトチェックアウトはいずれも1人500円程度のお金がいるので仲間で話し合って検討してみてください。
なお、ツアーにはアーリーチェックインに関する記載がないことが多いです。代理店に電話して「アーリーチェックインはどうなっていますか?」と確かめてみてください。 宿にもよりますが、共同場所に荷物を置くだけでアーリーチェックイン費用が取られることもあるので、そういう事がないか重点的に聞いてみてください。
また一方で、旅行代理店のバウチャー(割引券)にこのいずれか片方の費用を割り引いてくれるものもあります。
3. アメニティグッズは意外にない!
歯ブラシ、タオル、寝間着など、スノーボードに関係ないことは意外に盲点です。そのためか宿の中にはアメニティを一切用意していないところも多いです。
もちろんフロントでこれらを、200円~400円などで売ってはいます(浴衣は貸出し)。 しかし、参加者からすると当然あると思っているものが無く、お金がかかるとなるとちょっとがっかり。そうならないよう事前に確かめておくことをおススメします。
4. みんなでワイワイしたいなら和室を!
仲間で旅行に行ったら、夜は広い畳の部屋で酒でも飲みながらワイワイしたいと思うものです。しかし、部屋が洋室である可能性を忘れてはいませんか?
特に宿泊先が「ホテル」であったらベッドの部屋になっているかもしれません。一度確かめてみてください。もし洋室だったら、「すいませんが、和室に変更できますか?」と申し入れると良いと思います。ホテルでも数室は和室があるはずです。
5. 近くに美味しい飲み屋がないかもチェック
部屋で飲むのも楽しいものですが、少人数であれば近くの飲み屋に行くのも良いかもしれません。というのも、スキー場は山の中にあることが多く、土地の美味しい食べ物を出してくれる店もあります。せっかく遠出をしているのですから、コンビニのおつまみから離れてそれらを味わうのも一興です。
ただ気を付けたいのは、飲み屋の数は決して多くはありません。比較的こじんまりした店が多く、すぐに満席になります。ですので、事前に調査をしておき、あたりをつけて望むのが良いと思いでしょう。
6. 二日目のリフト券は割引で購入できるか
ツアーに含まれるリフト券が初日分しかなかった場合、二日目やナイターのリフト券が割引で購入できないか調べてみましょう。代理店経由でまとめて買うと安くなる可能性があります。また午前のみのリフト券なども選択肢にいれて考えましょう。
参加者への「二日目のリフトは別途買います」というアナウンスも忘れずに。
7. ボードレンタルにはレンタル費用とは別に免責補償金が必要
ボードをレンタルすると500円程度の免責補償金を求められます。そのためボードレンタル希望者にはレンタル費用だけでなく、免責補償金もかかるという事を伝えておくと良いでしょう。
余談ですが、この免責補償金は実は任意です。万が一、板が破損したときに自己負担額を大きく減らしてくれるという保険なので、そういった保険が要らないのであれば支払う必要はありません(私は入ったほうがいいと思います)。
8. ツアー代以外の現金はいくら持てばよいの?
意外にもツアー費用以外にお金がかかるのがウィンタースポーツです。昼食、休憩時のドリンク、夜の飲み代、翌日のリフト代、温泉代などなど。これらを積み重ねると、だいたい一日あたり5000円~1万円かかります。参加者にはきちんと現金をもってくるように伝え、幹事のあなたは精算の時に何かと役に立つ茶封筒をいくつか持っていきましょう。
9. 全員の連絡先を把握して非常事態に対応
ゲレンデではぐれてしまったとき連絡できる、全員の個別連絡先は必ず把握しておきましょう。LINEやFBでもいいですが、なんだかんだで最終手段は電話です。仮に参加者が山で遭難した場合にどうしよう、くらいの心持ちで。
あと、全員の名前と連絡先を書いたリストを事前に用意しておくと便利です。単純な連絡先リストとしてだけでなく、精算時に名前のリストは重宝します。紙でなくてもGoogle SpreedsheetなどでWeb上で作っておくのでもいいです。
10. 携帯(スマホ)のバッテリーは必携?
夜行バスを使ったときによくある話として、「バス内でスマホ充電を忘れゲレンデ内で電池が切れる」という事があります。そのままゲレンデではぐれてしまうと、完全に連絡手段がなくなるので危険+厄介です。参加者への持ち物リストには、モバイルバッテリーを明記して持ってくるように呼びかけてましょう。たとえ一人が持っていなくても、別の誰かが持っている状態をできるだけ作れると問題は避けられます。
以上、経験に基づく「スキー・スノーボードツアーを予約するときに確認・意識しておきたい10の事柄」を挙げてみました。参考になれば幸いです。
それでは楽しいスキー・スノーボードツアーを!